過去の恥ずかしい記録をまとめました。

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-過去ログは古い順に並んでいます-

2008年5月2日(金)

このぉ、イヌ野郎・・・

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 タバコを吸わなくなって2ヶ月が過ぎた話を書いたが・・・。

 よく、タバコをやめるとご飯が美味しくなって太りだしたとかいうけど、そんな傾向はまったく現れていない。吸っていた時と何も変化が無い。味覚も食欲も前のまま、そして相変わらず料理にはうるさい。

 もともと薄味好みで、サラダをいただく時は何も掛けず、そのままをクチに放り込む。その方が野菜の味が良く分る。肉を焼いてもめったにタレは付けない。塩とコショウ少々でよい。これも肉の旨味だけを味わいたいから。
 それが理由か、すこしでも変なソース(タレ)が掛かっていたり、食材が古くなっていたりすると、すぐに分り、文句を言ってしまう。たとえそれが人様にご馳走になっている場合でも、つい文句を言ってしまう。(ほんま、すんまへん)

 タバコを吸わなくなって・・・

(あくまでも、〝やめた〟とは書かないよ)

 ・・・ひとつだけ変化がおきている。

 〝匂い〟だ。

 人とすれ違っただけで、その人の生活臭みたいなものを嗅ぎ取れる気がする。もちろんタバコを吸う人か、吸わない人かは簡単に嗅ぎ分けできる。

 最近、水道の水を沸騰させると、すごい匂いがすることに気付いた・・・。

 イヌになる日は近いぞ! ( ̄Ⅱ ̄;)




2008年5月4日(日)

田舎モンがゆく2・・・ 迷路は続くよ、どこまでも・・・

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 Adobe Flash CS3proを購入しに、大阪梅田に行って来た。
 4月にも(株)メ●ントップさんのオフィスへ訪問するために来たが、今回もメ●ントップさん絡みでやって来た。

 ホームページ制作をご依頼いただいたクライアントさんが、Flashを勉強したい、そしてそれで自分のホームページをもう少し自由に修正したいとのお願いがあった。そんなことしたらこちらのメシの種が・・・なんてセコイことをおっしゃらないメ●ントップさんなので、すぐに私に連絡が入ってきた。

 「●●さんがFlashを触ってみたいと言われるので、Flash8 proを買いに行ったんですが、もうFlash8は売っていなくて、CS3に変わっているんですが、これでもいいのですか?」と、担当者さんからの電話。

 「え~? 〝8〟はもう売ってないんですか?」 少し困った私・・・。

 実はクライアントさん向けに作成させていただいたFlashの元ファイルは、私がFlash8 Proで拵えたものであり、CS3にバージョンアップされるとスクリプト(プログラムみたいなもの)の変更依頼が来ても、こちらでは修正できなくなる可能性がある。だからこちらもCS3にバージョンアップしなければいけないことになる。

 Flash8 Proでも、まだ十分やって行けるのにね・・・。


 でもしょうがない。古いバージョンのモノをいつまでも使っていられないのがこの業界の掟。あまり乗り気ではなかったが、私がクライアントさんより先に購入して、安全(?)に使用できるか確認してから、購入いただくということになった。早い話がお毒味役である。

 別にFlash CS3 Proに毒があるわけじゃないよ。

 分っとるワイ!

 ようは、クライアントさんからの質問に十分答えられるように、先に調べておくということです。質問を受けても・・・
 〝さぁ~?持っていないから、知りませんわ。Flash8なら知ってますけどな・・・。〟
 なんて答えたら、明日から路頭に迷う。


 で、大阪梅田のヨドハシカメラへFlash CS3 Proを買いにやって来たというわけ。CS3は問題なく購入できたが、すぐに帰る私ではない。せっかくの梅田なんだし、前から興味があった場所に向かってみた。

 何かというと、スクエアの〝不思議なダンジョン・時忘れの迷宮〟ではないが、そんな迷宮が広がっている場所がある。一度入ったら、もう元の場所には戻れなくなるような迷宮の食道街、それがここ、新梅田食道街
(食堂街ではなく食道街だそうです)

 
この提灯に惑わされるんですよね~。


 毎日通っている人には、何を大げさなといわれるかもしれないが、私のような田舎者にとっては迷路そのもの。初めて入り込んだのは2年前の6月ごろ。阪急電車の梅田駅からJR大阪駅へ地上を通って行こうとしたときに入り込んだ経験があるが、どこから入るか人に説明し辛い。なぜかというと、まず、入り口がはっきりしていない。いや、天井付近にはっきり〝新梅田食道街〟と書かれているが、周りの看板が派手で見落としやすい上に入り口が小さい。そしてその周辺は常に尋常ではない人ごみであふれており、押し合いへし合い流されるように移動しているのでユックリ立ち止まって探すことができない。

 食道街の中は不思議な静けさが広がり、迷い人を誘い込む。ふっと気がつくと中に入っているときがある。その中は異次元の静けさ。入った場所から振り返って外の世界を眺めると、大勢の人が左右に流れている。こことはまるで別世界だ。

 
外の雑踏が信じられないような静けさが広がっていた

 中は十字路あり、T字路あり、角で曲がったらまた十字路だったり、次々と現れる同じような景色の細い路地。田舎者の私にとっては迷路そのもの。

 中に入るとすぐ分るが、通路の構造は網の目のようになっているので、どこからでも入れるし、どこからでも出られるようになっている。なのに外から見ると、人ごみと周りの派手な看板やデコレーションでカモフラージュされてしまい、どこが入り口だか分らなくなる。恐るべし、不思議なダンジョン新梅田食道街。



テーブルなんていりまへん。どこでも呑みまっせ。
それが浪花の商人(あきんど)だす。



ポスターも、もちろん大阪弁でおます。



 この食道街は頭上がJR大阪駅ということもあってか、妙に天井が低くく圧迫感がある。背の高い人なら気をつけないと、天井からぶら下っている看板に頭をぶつけると思う。路地の幅も狭く、ひどいところでは大人がすれ違う時に道を譲るような場所もある。天井が低く、狭い通路がまっすぐ伸びている光景は、ハッキリ言って〝潜水艦〟の中だ。

 狭い通路の両サイドには飲食店の入り口がズラっと並び、また同じような看板が出ているので、それに目をくらまされて、「えっ?ここはさっき歩いたとこだよな? それとも初めて来た場所か?」と迷い始める。

 そして、この不思議なダンジョンには2階もある。

 ひぃ~。もう堪忍してください。 (o_ _)o ~~~ † あ~めん





 ところでCS3の話は?


 それは、またこの次・・・。



2008年5月6日(火)

どうぞ、ご覧ください・・・

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 CS3をお見せいたしましょう。って、そんなもったいぶることもないけれどね。発売開始からそろそろ1年を過ぎたんでは?
 そうか・・・。いまさら大騒ぎすることもないのか・・・。じゃ、恥ずかしいから、こっそりお見せしましょう。

 何か、余計に恥ずかしいワ。



これがパッケージ。従来と比べてかなり小ぶり




でも中にはDVDが2枚も入っている

 私はFlash8 proからのアップグレードなので値段は26,000円だった。
 新規に購入すると88,000円也!
 ちょっと引いてしまう値段ですよねぇ~。

 でも、フォトショップやイラストレータからのデータ転送がかなり進化しているらしいよ。Flash8 proでもそうだったけど、イラストレータで作成された画像の線のデータが正しくコピーアンドペーストされなくて、Flash上で作り直していたけど、今回は解消されているんだろうか? ちょっと期待して早速アップグレード開始。

 インストールに結構な時間が掛かったが無事完了。早速、デジタル降魔録のヘッダ部分を作っているFlashファイルを開いて見たのがこの【 写真 】だ。(興味のある人は見て

 Flash8より全体的に薄い色を使用したワークスペースで構成されていて、なんとなくマックぽい。ちょっと嬉しいぢゃん。お金持ちに近づいた気分だね。(昔からマックと聞くとお金持ちをイメージしてしまう、おバカです)

 いい感じなんだけど、今回も気に入らないところがひとつ。


赤丸部分・・・

 これはデフォルト状態のカラーウィンドウの部分で、タイプを放射状グラデーションにしたところ。
 Flashに興味のない方には申しわけないっすが、これからFlashをやろうとしている方には、結構重要なこと。
 グラデーションなので最低2種類の色を指定して、ひとつの色からもうひとつの色までを滑らかに変化させるというのが、この機能のこと。で、何が変かっていうと、ほら写真を見て・・・。

 ほんとうなら赤丸あたりにもうひとつの指定色を指す三角矢印が無いでしょ。左側には黒の三角矢印があるけどが右側には何も見えない。

 実は、カラーウィンドウの横幅が少し小さくなっていてもうひとつの指定色の矢印が見えない状態になっているんです。なので、カラーウインドの淵をマウスでつまんで移動させると、下の写真のように二つ目の指定色の矢印が出てきます。


淵をつまんで広げると出てきます

 なら、大騒ぎすることは無いじゃんかって? そうです。このような使い方をする方には問題ないですが、なるべくステージ部分を広く取って作業をしたいという方なら、カラーウィンドウは普段消していて、必要な時だけステージに重ねて表示させるようにすると思うんです。あたしゃ、そのやり方でずっと5年間やってきました。

 そのような方は、カラーウィンドを枠からはずして自由な位置に表示させるために、マウスでドラッグしてステージ上に移動させますよね。それが次の写真です。


また消えました。

 また最初と同じように二つ目の指定色の三角矢印が消えてしまっています。こうなると、もう淵をつまんで広げることができません。アウトです。どうやっても三角矢印を出すことはできなくなってしまい、グラデーション指定ができなくなります。

 この不具合はFlash8 Proでもありましたが、このときはかろうじて淵をつまむことが可能で、消えた部分を表示させることができましたが、CS3ではどうにもできませんでした。しょうがないので、次の写真のようにプロパティインスペクタの中に入れて使用することに決めました。


プロパティインスペクタに内蔵しました・・・


 めでたし、めでたし・・・。

 めでたくなぁ~い! ヽ(`⌒´)ノ




2008年5月11日(日)

借りてきた子猫・・・

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 いま、目の前にMacが居る。借りてきた猫のようにテーブルの上で〝ちょこん〟とおとなしく載っている。
 ホワイトボディのラップトップ型。開けると銀白色に輝くアルミのプレートに包まれた真っ白なキーボードが出てくる。そのキーに刻印されている黒い文字が妙に高級感を漂わせている。お名前は 「iBook」ていうんだって。
 アップルコンピュータ社でしか作られていない家柄なので、高価で希少な雰囲気が漂う。きっと上品でセレブなお嬢様に違いない。今日からは〝エリカ〟様とお呼びしよう。

 い、意味がわからん・・・。


 その横ではWindowsXPマシンの黒いボディが威嚇するように仁王立ちしている。それも2台並んで・・・。どっちも真っ黒なので余計に圧迫感があって、なんか下品な感じぃ~。こいつらは太郎と次郎と呼んでください。
 我が家には太郎と次郎以外に、床の上に直接置かれた、白いWindowsMeマシンもあるけど、こちらの白色は黄ばんでいて〝エリカ〟様の白とは比べモンにならない。名前は〝権左エ門〟だす。

 ちなみに〝エリカ〟様の遠い遠い親戚で、シャープのご隠居、X68000XVIが棚の奥に飾られている・・・。

 昔、CPUが同じ時代があったもんね


 そういえば、メ●ントップの社長が我が家に来ると「 なんやこの黒いパソコン! 下品やなぁ 」 って、いつも言っていたが、ようやく意味が分った。こんなおされ~な(お洒落)マシンに毎日囲まれていたら、Windowsマシンは下品に見えるわな。

 ところで、何で〝エリカ〟様がやってきたかというと・・・。

 制作したホームページをMacでも見られるようにしてくれという依頼があった。

 えぇ~。Macは対象外にするからって言ってたやんか~。
 出来上がってから言われても・・・下手したら大修正になりまっせ。

 と、泣き言をいっても許されない。レイアウトが多少崩れてもいいから、すべてのリンク先が見られるように。という条件で修正を受けた。その修正結果を見るために〝エリカ〟様がやって来たというわけ。

 プロのWebデザイナーなら当然WindowsやMacでの表示具合をチェックするのが当たり前だけど、こちらはプログラマーだっせ。CPUの互換性とかアセンブラの違いなら自信はあるけど、Mac iE なんて知らんがな。

 とりあえず修正はCSSの一部を変更することで、レイアウトは少し崩れるが見られるようになったので、〝よし〟として、ついでに自分の作ったイロイロなモノが、〝エリカ〟様ではどのように写るか試してみた。

 いいチャンスだもんね。


 まず、ここ〝デジタル降魔録〟を〝エリカ〟様に搭載の〝Safari〟で見てみた。

 問題無し。
 ただ、縦に薄く表示している「DIGITAL降魔録」という文字とその右横のドロップシャドウ(影)の部分が表示されていない。フラッシュで作られた部分はまったく問題無しに映っているしボタン類も全部機能している。嬉しいね。さすがはフラッシュだな。

 残念ながら〝Mac iE〟 ではだめぇ~。
 フラッシュ部分はちゃんと出るがそれ以外は真っ黒。背景が出ていない。

 次にやってみたかったのが〝Picシミュレータ〟のページ。Windowsではちゃんと動いているがMacではどうなのか前々から気になっていたんだ。

 ヘッダのボタンからFlash PICのページに飛んでまずびっくり。文字類が明朝体になっている。

 へぇ~。 なんか賢そうな雰囲気に見える

 ボード1を選んで、サンプルを〝7セグメント表示器の中をグルグル回します〟を選んでアセンブルして走らせて見た。

 おぉぉ。ちゃんと走っている。〝エリカ〟様の中でFlash PICが走っているよ・・・。

 見た目はそんなに変わらない速さでLEDは廻っているが、速度表示は1倍速で58Hzとなっている。Windowsマシンの〝太郎〟が63Hzなのでこちらの方が少し速いか・・・。Windowsのメンツは保たれたぞ〝太郎〟君。
 ボード3の鉄琴のプログラムも問題なく音が出ている。ただし〝Mac iE 〟でもちゃんと動くが速度が41Hzと、だいぶ遅くなっている。

 次にオールフラッシュで作った〝西宮文学全集〟へ行ってみた。

 こちらも問題なく動いている。オープニングの時計もコンテンツのメニューもBGMの切り替えもすべてちゃんと動いている。
 前から問題になっていた、フラッシュでの getURL("xxxxx.html〟,"_blank") という記序方法だとMacはページをオープンしないというやつだけど、〝西宮文学全集〟の雲黒斎の〝昔の遊び2〟に載っている写真のボタンにその記序がされているが、大丈夫だった。ちゃんと別ページが開いて拡大写真が表示された。もちろん〝Mac iE〟でもOKだった。

 結論として・・・

 Macでは〝Safari〟を使用してもらう限り、ほとんどちゃんと見られるということですね。ただし、凝ったページはご法度。凝るならフラッシュを使うことですね。フラッシュなら〝Safari〟も〝Mac iE〟でも問題なく表示されるし、動いてくれている。Flash PICが正しく動くんだから・・・。さすがフラッシュだな。(フラッシュCS3の値段が高い訳ですな)

 ところで〝エリカ〟様はホントお行儀がいい。USBマウスもメモリスティックもWindowsの小汚いヤツを無理やり突っ込んでいるが(←何かヤラシイ表現だな・・・)、問題なく動く。驚いたのはホイール付きの2ボタンマウスもちゃんと動くぞ。Macって、クリックボタンが1個しか無いズンベラボン(訳:つるんとしたイメージのこと)のマウスしか動かないと思っていたら、Windowsのマウスがちゃんと機能する。

おぉ。マックが欲しい。無性に欲しくなった。

あんたがお店に行ったらシャッター降ろされますから! (^。^;) ハテナ ?





2008年5月18日(日)

子猫はその後?・・・

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 〝エリカ〟様が来て1週間が過ぎた。
 あ、勘違いしないでくださいね。Mac(マック)パソコンの愛称ですから。

 だっ、誰が勘違いするか~い。


 私はこれまでWindows一本でやって来ているので、これを通して見たインターネットが、すべてだと思い込んでいた。ところが、〝エリカ〟様が来てから、WindowsとMacではインターネットを流れる情報が正しく伝わっていないような気がしてきた・・・。

 インターネットを通してページを見るためはHTMLという言語で書かれた文字の羅列をブラウザというプログラムで人間様に分るように表示している。と考えていいと思う。このブラウザがWindowsではおもに〝インターネットエクスプローラー〝通称、〝 iE〟となる。

 何もWindowsだから〝iE〟でないといけないわけではないよ。現にじわじわ普及してきている〝FireFox〟や〝Opera〟などがいい例。
 Macにも〝Mac iE〟以外に最近急成長している〝Safari〟がある。
 ちなみに〝Safari〟や〝Opera〟、〝FireFox〟は、マック版もあればWindows版もあるのでお間違いなく。

 ところで〝Safari〟はMacユーザーに気に入られたようですね。このおかげでMacでも、ようやくまともにインターネットが見られるようになったとか・・・の、噂を聞きますが真相はどうなのかな? と、思っていたのが1週間前までの話。〝エリカ〟様を通してネット上を散歩してみて驚いた。ほんとの話だったんですね。

¶ MacとWindowsではこんなにもホームページの映り方が違うぞ〟の巻き1 … 

 メーカーさんのホームページなどは意識して作られているのか、ほとんどはちゃんと見られるが(見られない会社もあるよ)、個人的に作られているホームページはグダグダだった。現にこのデジタル降魔録もMac iEで見ると真っ黒けだからね・・・。(悲)
この違いだけでもここのイメージが変わってしまう。ほらね、正しく情報が伝わっていないでしょ。

 Macユーザーのみなさ~ん。 見えてますか~?

 ここ、デジタル降魔録のホームページは白色を基本色にしている真っ白なホームページですよ~。
 真っ黒なバックにおかしなボタンが並んでいる変なページではありませんよ~。
 淡い色で「DIGITAL降魔録」と印刷されたレポート用紙をイメージしてま~す。
 ちょっと端っこが焦げてますが、そこにこの文章を書いてま~す。
 ちゃんと、映ってますかぁ~。見えますかぁ?


ここをMac iEで見た場合




ここをWindows iEで見た場合



 どのブラウザが性能がいいとか、操作がしやすいとか、そんなこた〝ど~〟でもいい。
 全世界のWebデザイナー達よ立ち上がれ!
 「もう、あんたらのゴタゴタに付き合っていられんぞ! 」ってね。

 あぁ~。あ~。 ブラウザ開発各社に告ぐ!

 え~かげん、みんな仲良くやろ~よ。 喧嘩すんなよ!



 なぜ、iEで映ってMacでは映らないか・・・。
 簡単なこと。ブラウザ開発メーカーで、各社の思い込みや異なる方針が入り混じって、イロイロな解釈で作り上げているから。

 HTML言語やそれを修飾するCSSで映るインターネット。これらはW3Cという非営利団体が拵えているんだって。その仕様書に沿って(解釈して)各ブラウザメーカがプログラムを作っているということになるが、このときに各社の解釈が正しくないために、あっちのブラウザは映るのにこっちのブラウザでは映らない。ということが起きている。そして問題は、主流となっているブラウザの挙動の方が間違っているにもかかわらず、その圧倒的普及率で押さえ込んでいる。というところ。
 いや~〝エリカ〟様のおかげで、〝や~っ〟と気がつきました。

 ところで、バグ(不具合)も各ブラウザで相当な数が出ているのに、誰も騒がないのはなぜ?
 ウソつけ~と思われる方に、各ブラウザのCSSのバグをまとめておられる方のページです。ご覧ください。  Windows iEのバグ  Mac iEのバグ  Operaのバグ  Safariのバグ

 我が社の製品ならバグがひとつ出ただけでも大騒ぎになるのに・・・。

 「赤信号。みんなで渡れば怖くない」みたいなもんかな? f(^_^;)






2008年5月25日(日)

初めまして、マックユーザの皆さん・・・

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 対象をインターネットエクスプローラー(iE)のみにしたホームページを、Macでも見れるようにしてくれと依頼されて、〝あーだこーだ〟といじくりまわして、挙句の果てにはフラッシュ部分まで作り変えるはめに・・・。
 当初の仕様とはえらい変更を強いられることになるが、これも自分のスキルアップになるはずと、涙を呑んで快く承諾した。ならばこれも修行のうち、ここデジタル降魔録もMac対応といこうぢゃないか・・・ということで、本日よりMac対応ホームページに徐々に修正していくことになりました。

 まずは、ホームページの玄関であるトップページより始めることに・・・。

 あ、書き忘れましたが、iE6でここをご覧になっている方には、そんなに変化が無いかもしれませんので、各ブラウザ別の写真を添付していきます。
 「ふ~ん。このブラウザだとこんな風に映るのか・・・。」てな感じでご覧ください。

 まずは対応前のデジタル降魔録を各ブラウザで訪問してみました。

 
iE 7 で見た場合   iE 6 で見た場合



 
Windows FireFox 2 で見た場合    Windows Safari 2 で見た場合


Mac Safari 3 で見た場合   Mac iE 5.2 で見た場合 


 こちらの思惑通りに映っているのはiE6とiE7だけ。そりゃ、iE6で確認しながら作っているのでまぁそうなるよな。ただし、本当の意味では正しい作り方をしていない。iEで一応正しく映るようにしているからiEでは正しく映るだけのことで、案の定、他のブラウザではごらんの通り。まともに映っていない。特にひどいのはMac iE とSafari 2 だ。

なんか真っ黒けだし~。 Safari2は、何か足りないしぃ~。


 Mac iE5.2 はモニターをかなり明るくしないと何が書いてあるか見えないし、Safari2 だとフラッシュで作られたボタン類が出ていないので別ページへ飛ぶことすらできない。

 まぁまぁの及第点はSafari3とFireFox2・・・。ページの右端の紙の影が出ていなくて、紙の部分が灰色になってしまっているが、まぁ、なんとか見られる状態。
 これはSafariとFireFoxがおかしいのではないよ。何度も書きますが、これはiE の方がおかしいんです。でもiE で見ている人が多いので、どうしても iE 寄りになってしまうんです。

 で、今回の指令ですが・・・。

iEで見ても、Mac(Safari3かMac iE)で見ても正しく映るようにすべし・・・

 注文が多いなぁ。ほんまに~。

 どのようにやったか・・・。専門的な話は嫌われるので、簡単に説明すると、凝ったことはやらない。やるならフラッシュの中でやる。これに尽きますね。

 こちらがその結果・・・。

 
Mac Safari3 で見た場合   Mac iE 5.2 で見た場合



Mac iE 5.2 で見たページ最後部

 真っ黒けだったあのMac iE 5.2でも、ページ最後部のフッター部分まで正しく映ってくれました。 いやぁ。お疲れさんでした。


 
Windows iE 7 で見た場合

 もちろんiE7でもちゃんと映っていますね。よかった。良かった。


 こんどは携帯電話でもちゃんと映るようにしてくれ・・・




 もう堪忍してください。 ( ̄ii ̄)



2008年5月27日(火)

マック・・・思うが故に・・・

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 今回大活躍のMacパソコンの〝エリカ〟様だけど、今の仕事が終われば自宅へお帰りになる。そうです。実は〝エリカ〟様は借り物なんです。

 何を隠そう私はMacパソコンを触ったことがないし所持したこともない。自宅のパソコン部屋には、ガラの悪いWindowsパソコンが数台並んでいるだけです・・・・。
     
 でも、むかし。昔。おおむかし・・・。 私はMacに憧れていました。しかし涙を呑んでWindowsを選んだ自分がいたのでした・・・。

 今だから明かす青春の淡いかほり・・・。


 このホームページのタイトルにもなっている「デジタル降魔録」のページと重なってしまうけど、私がパソコンをやり始めたのは、まだそれがマイコンと呼ばれていたTK-80の時代です。ずいぶん昔のことで、いまから30年前にもなる。そんなに長い期間パソコンと共に歳を取ってきたのに、Macパソコンとの接点はまったく無い。でも30年前から存在は知っていた。

 まだMacとは呼ばれておらず、APPLEⅡという雲の上的な高級機で、とにかく高価なパソコンだった。なので近づくことができなかったのが正直な話。だから今でもMacと聞くだけでお金持ちを連想してしまう悲しい性・・・。うぅぅぅ。

 それから10数年後、一瞬だけどMacに近づいた時期があった。

 1993年頃。シャープのX68000XVIの処理能力に限界を感じており、次のパソコンはWindows3.1搭載のDOS/V 機にしようかPowerMacにしようか悩んでいた頃がある。この時が唯一Macに近づいた瞬間だと思う。

 なぜ悩んでいたかというと、Macに搭載されていたCPUとX68000のCPUで一部互換性があったため、アセンブラを共通にして使いこなせそうな気がしていた。ただ、お安く手に入る DOS/V 機(Windowsマシンの総称みたいなもの)も捨てがたく、DOS/V機の雑誌とMacの雑誌が両方本棚に並んでいた時期がある。(1993~95年頃だと思う)

 この頃になってもまだMac(マック)と呼ばれておらず、Macintosh(マッキントッシュ)と呼ばれていた。もちろんWindowsよりはるかに高機能で、やっぱり値段も相当お高かった。でもその高機能さには驚かされるものばかりで、雑誌に載っていた機種にはすでにCD-Rが搭載されているのもあった。(WindowsマシンでCD-Rが普通に搭載されだしたのはそれから2~3年後)

「ついにCD-ROMを作れる時代が来たんだ。絶対 Mac を買っちゃる! 」 と興奮して、雑誌の隅から隅まで、むさぼるように読んだのを覚えている。

 当時、どちらにするか真剣に悩んでいたが、結局は Windows を選ぶことになった。その理由は仕事場でプリント基板の設計を行うことになり、私が指名されてしまったのだが、そのCAD(キャド)が ペンティアムマシンで、Windows3.1の上で動いていた。そのころ知っているOSといえばCP/MHuman68KMS-DOSしか無く、 Windows3.1 って何ぞや? となり、その勉強をするために結局 Windows を半ば強制的に選ばざるを得なかった。

 う~ん。悲しいお話やね。
 したくも無い結婚を、親のメンツを立てるがためにしてしまった花嫁の心境ですな・・・。

 ぷぷっ、なんでやねん(笑)


 なので、ここでMacに出会えたのは、私にとっては初恋の人に出会ったようなもの。でも初恋の人との再会というのは、年月の経過という残酷な結果に耐え切れず、百年の夢も一瞬で覚めるもんですが、パソコンは違うね。新しく美しく進化して、私の前に現れたんですから・・・。

 ね、〝エリカ〟様と呼んでもいいでしょ。

 あ、〝エリカ〟という響きが 嫌 ?  そうか、ぢゃぁ〝紀香〟様 でもいいよ。
 別にあたしゃなんでもOK。
 え? なんで女子になるねんって?
 それなら〝ヨン〟様 にしよか・・・

 って、 Macのイメージじゃ無くなってるじゃん!




 そんな思入れのあるMacだから。〝Mac OS X〟(マックオーエステン)をじっくり見させてもらったよ。常に世界をリードしているインターフェースの姿を・・・。

 正直な気持ちを書きます。

 さすがにWindowsより常に一歩先という感じを受けます。マウスを使用してパソコンを操作するGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を世界に先駆けてパソコンに取り入れたのはMacでしたよね。なので私はもっと職人的な機能美のようなもので溢れているのかと思ったら、意外とさっぱり、スッキリ・・・。 悪くいったら、操作性がいまいち。デザイン重視が前面に出すぎてちょっと使いにくい。

 「 あほぉ~! そんなことは無いワイ 」と、おっしゃられるのは分ります。私もMacにあこがれていた人間ですから・・・。

 でも、〝delete〟キーが〝Back・Space〟キーになっているのは何で?
 Windowsでいうところの〝delete〟キーが無いんですけど・・・。
 おぉ。〝Ctrl+D〟でいけるか・・・。
 カーソルから右端まで全削除が〝Ctrl+K〟なんて、CP/Mの時代から変わってないやないの・・・。でもこんなん知らん人の方が多いんちゃうの・・・。

 表示させたウィンドウのサイズ変更を、ウインドウの右下端だけでやるのはちょっとしんどないかい?
 下から飛び出てくるアイコンは美しいんですが、いちいち飛び出てくるのが、妙に邪魔なのは私だけですか?


 飛び出るアイコン(呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン)


 何で電源を切るのに秒読みがいるんだろ?
 いま開いているファイルとは別のファイルを開く時、フォルダーの移動が大変なんだけど・・・みなさん我慢してらっしゃるの?
 二つ以上のテキストファイルを同時に開いた時、キーボードだけで切り替えられないのは不便過ぎないですか? キーボードとマウスをそのつど持ち替えているんですかね。

 私の基本姿勢は、左手キーボードで右手がマウス。 
 右手のマウス左ボタンで文字列を選択、左手キーボードで〝CTRL+C〟。押した瞬間に〝alt+TAB〟で別ファイルに切り替えて、右手のマウス左ボタンで貼り付け場所をクリックして、左手キーボードで〝CTRL+V〟・・・。ピアノを弾くようにそれらが処理できへんかったら仕事が遅ぉ~なる。残念に思うことはまだ両足が遊んどる。ビルゲイツさん。両手両足を使うエレクトーンみたいな入力装置を作ってくだされ・・・。

 はぁ~。 気がついたらすっかり 関西Windows系 になっていました。
 あぁぁ~。青春とはなんだったんでしょうね。

 夢だったんだすな。 ( ̄Д ̄)ンガ~



2008年5月29日(木)

関西Windows系・・・

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 とにかく関西人はせっかちです。
 好きなことわざは恐らく全員一致で「時は金なり・・・」かも知れないです。
 街を歩く速度が日本一だったか世界一だったか忘れたけど、まぁ日本一速いと書いても反論は来ないだろうね。

 大阪の地下街を流れる人の渦はすごいよ。うまく流れに乗らないと横断することはできない。そのままはじき返されてしまう。エスカレーターなんかはもちろん。動く歩道(ムービングウォーク)で「あぁ~楽だぁ~」なんて立ち止まっていたら、後ろから歩いてきた人にケリ倒されるよ。
 関西人が考える動く歩道は、歩かなくても移動できる手段ではないからね。歩くよりも速く移動できるモノなんだ。

 機械を操作させてもすごいよ。

 駅で切符を買うでしょ。そのときまず最初にお金を入れますね。大阪圏外の方ならそのあとどうします? まぁ。お金を入れたら行き先のボタンを押しますよね。

 チッチッチッ。あまいね。

 大阪人は入れたお金が落ちないうちに、すでに行き先のボタンを連打してます。(あはは)
機械の方もそれに反応するように素早く出てきます。以前、出張で関東方面に行った時、えらく反応の遅い券売機に思わず「遅ぉ~」って叫んだのは、関西から出向いた三人全員でした。(・・・わたしも含めます・・・ぷぷ)

 ね、これで分ったでしょ。関西Windows系の方たち(Windowsマシンを操作する、特にせっかちな関西人のこと)は、パソコン操作に至っても素早く動くものを好むのです。キーボードのリピート速度なんかとうぜん最速にしてます。マウスの移動速度もかなり速いはず。(うちの仕事場に何人かいますよ・・・)
 昨日も書いたけど、関西Windows系 の人はキーボードとマウスを持ち替える動作がまどろっくしくてやってられない。昔のようにキーボードだけで操作できた方がどれだけ楽かと考えて、できる限りショートカットキーを使う。なのでたくさんのショートカットキーを知っている人が尊敬されます。


 この人たちの夢は・・・。

 マウスを手に持ち替える動作が無駄なので、キーボードは両手で操作したい。それより余った両足がもったいない。なのでマウスのようなポインティング操作を足でしたい。それか眼で見ている場所に素早くマウスが移動するというシステム。

  どこ見ているか他人にバレて
         恥ずかしい思いをするやろね。 (^○^) アハハハ