【ご注意】

このサイトでは音が鳴ります。パソコンの音量にはくれぐれもご注意ください。
またライセンスの発生する音源にはコピー防止の SEが混ざっていますのであらかじめご了承ください。


効果音の元となる原音さえあれば多種にわたる SEが作れますので、原音のストックはいくらあってもいいものです。私は暇さえあればレコーダーを持って家の中をウロウロしています。思った以上にたくさんの音が録れますので、室内にある物は一度全部叩いたり擦ったりしてみましょう。トイレの中だって躊躇せずに。きっといろんな音があることに気づきます。
 キレイに録音できたナマの質感はあり得ないほどリアルです。陶器だったりガラスだったり、プラスチックに布や紙、それから金属でも厚みによって音の違いがあります。扉がきしむ音や勢いよく閉まる音など、音源として利用できるものがすぐ身近に、しかもこんなにあったなんて感激です。



 例えばこれらは全て室内での音です。
金属のボウルを箸で叩いた音です。
木を叩く音。
ゴム風船をはじかせた音。
箸と茶碗の当たる音。
厚紙を振る。
紙をこする。
ページをめくる。
布をこする。
新聞を広げる。
かじる。
呑み込む。

 この中でも紙をこすったり、ページを捲ったりしたときに出る摩擦音は、動きのイメージを作りやすい音色ですのでストックはたくさんほしいものです。




 風呂場も音の泉です。しかもエフェクトを掛けなくても残響音が掛かる天然のエフェクターがついています。そこで取れる音も種類が多くて、配管を流れる音、シャワーの音、水滴が湯面に落ちる音。あるいは洗面器や浴室器具がタイルに当るときも心地よい音が出ます。



 もちろん自然音だって家にいながら録音ができます。

迫力のある台風の音や……。
夕立真っ最中の緊迫感もあれば……。
秋の夜は静かに更けていくのです。


 次は録音した原音を別の音に利用する話です。


[ セピア色の音 ]
 古さをイメージさせるためにわざとモノクロの映像にしたり、赤茶けたセピア色にすることがある。同じように音もセピア色のイメージにする方法がある。これは偶然見つけた方法だが、実は私の手元に列車の走行音を客室内から録音したモノがある。これが数ある音源の中で最も古く、子供のころの音である。45分テープのほとんどはもう聞けなくなっていたが、真ん中あたりにまだ聞ける部分があった。高音域はほとんど消えており中音域あたりがかろうじて残っていた。ところが聞いてみるとなんともいえない哀愁をおびた音に変化していて、とても古さを感じた。最近録音した音にも同じ効果を試してみると、いい感じでセピア色の音になってくれたのである。この音もLOOP処理を施して、音源として収録したのはいうまでもない。